私たちのこと

世界遺産の自然色。

2021年奄美大島は、ユネスコ世界自然遺産に認定されました。この島の伝統産業である『大島紬の泥染め』の染色方法を使ってアイナスタイルはウエアを染め上げました。すべてが島の中にある泥や枝葉、水を使って染色しているため、環境や人のカラダに負荷を全くかけないエシカルな製品に仕上がっております。私たちはこの『天然の癒し』を感じられるウエアを少しずつ丁寧につくりあげていこうと思います。

 

 

1000 年後も「泥染」と「藍染」。  

「泥染」は 1300 年前にはすでに奄美大島でおこなわれておりました。藍は人類最古の染料 といわれており、日本には 1500 年前に中国から伝えられました。一時はインドや中国から 安価な藍に押されて日本産の藍があやぶまれましたが、日本の藍の高い品質(色・匂いなど) が近年、国内外から再評価され、様々な方面から注目をあつめております。 奄美の藍染めは藍で染めた後、泥をかける事で独特の藍色に染まります。 ainastyle は美しくエシカルで伝統的な泥染と藍染の文化のバトンを未来に繋いでゆきたい と考えております。

伝統色をつくる「車輪梅の木」


車輪梅(しゃりんばい)とは、泥染には欠かせない染料の素になる木です。奄美の大自然から切り出した車輪梅(しゃりんばい)を小さなチップにして釜で煮出すと独特な茶色の染料が生まれます。 

 

天然の染め場「泥田」

車輪梅の天然染料で染められた生地を、「泥田」に運んだら。泥に生地を深く沈めて泥をすり込みます。泥田の土に含まれる鉄分と、車輪梅の染料に含まれるタンニンが化学反応を起こすことで、美しい「アイナ=大地」の色に染まります。泥田の泥は、気持ちが良いくらい粒子が細かくなめらかなため、生地や糸を傷めることなく美しく染まります。

 

 

植物だけで染まる布。

奄美大島はその自然の豊かさから東洋のガラパゴスと称され、南国特有の植物や動物、手つかずの原生林が広大にひろがっております。中でも奄美大島に多く自生する蘇鉄(ソテツ)の葉は、鉄分が多くふくまれており落葉する事で泥染に不可欠な鉄分を泥田にあたえています。aina styleのウエアはすべてこの植物の自然の循環の中でつくられています。

 

 

 

島人の手。

ストレッチ性が高く、しなやかな生地は奄美大島の森の中にポツンとある『アマミファッション研究所』で丁寧に縫製されます。一枚一枚を島の人たちが真心こめて美しく縫い上げていきます。

 

月日と共に。

 天然の植物や泥のみで染め上げらられた製品は、月日と共に風合いを増し、着るたびに肌に馴染みます。洗濯時には色が少し落ちるので少々気を使いますが、それ以上の癒しや経年変化をお楽しみいただけると思います。しっかり作って長く着用していただく事が、環境や資源にとって大切だと私たちは考えております。