伝統美|藍染

藍は古来より薬草として知られていました。葉や種には解毒や解熱剤として使われるほど薬用作用があり、染だけでなく、肌に塗ったり、貼ったり、煎じて飲んだり、食べたり、人の暮らしに欠かせない大切な存在でした。人類最古の染料と言われており、日本には1500年前に中国から伝えられました。江戸時代後期、藍染めは庶民の間に広まり、普段着や作業着、のれんや寝具まで、身の回りのほとんど物に使われていて、江戸の町は藍の町となっていました。この光景を見た、イギリス人科学者ロバート・ウイリアム・アトキンソンが「藍の説」という文献に藍色を「ジャパン・ブルー」と記しています。ラフカディオハーン(小泉八雲)は、その光景は「名画のような町並みの美しさ」と書いています。 又、藍の効能は抗菌防臭効果、防虫効果、蛇除け効果、保湿効果、紫外線防止効果にくわえ、アトピー性皮膚炎などに対する効果が発見されています。

お手入れについて

 天然藍を使用しています。色落ちしますので、他のものと一緒に洗わないでください。洗剤は中性洗剤もしくは、漂白剤・蛍光剤を含まない物をご使用ください。洗濯機をご使用の際はネットを使用し手洗いモードでお洗いください。風通しの良い日陰に干してください。直射日光など、長時間光に当たると天然色は色が徐々に抜けてゆきます。濡れた状態での放置はおやめください。汗や摩擦により色落ちや色移りする場合がございます。生地の特性から長年のご使用で生地が伸びきった様になった場合はお洗濯後、乾燥機にかけていただくと生地が元にもどります。使い込むほどに、天然色の抜け感や、色落ちの変化もお楽しみください。